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01.たからばこ

手のひらにこぼれ落ちた
ガスまみれになって黒い煙と消えていった
笑ってほしいなんてあなたの
言葉だけが今もまだ残ってる

汚い汚い汚い 今思ったことも
磨いて磨いてもがいて
全部宝石にしよう

世界は人に愛を与え
人は人に憎しみを教え
あたしはあたしに失望して
あなたはあたしに希望をくれるの


水たまりにすべり落ちた

砂だらけになってゴミ箱に捨ててしまったそのままでいいなんてあなたの

適当な言葉が明日をまだ照らしてる

醜い醜い醜い 今思ったことも

消して消してくしゃくしゃにして

白紙に戻そう

 

世界は人に喜びを与え

人は人に涙を教え

あたしはあなたに幸せ求め

あなたはあたしに安らぎをくれたの

 

汚い汚い汚い 今思った事も

磨いて磨いてもがいて全部宝石にしよう

 

世界は人に愛を与え

人は人に憎しみを教え

あたしはあたしに失望して

あなたはあたしに希望をくれるの

 

世界はあなたに愛を与え

人はあなたに憎しみを教え

それでもあなたはあたしに優しさをくれてあたしはあなたに

01.たからばこ

手のひらにこぼれ落ちた
ガスまみれになって黒い煙と消えていった
笑ってほしいなんてあなたの
言葉だけが今もまだ残ってる

汚い汚い汚い 今思ったことも
磨いて磨いてもがいて
全部宝石にしよう

世界は人に愛を与え
人は人に憎しみを教え
あたしはあたしに失望して
あなたはあたしに希望をくれるの


水たまりにすべり落ちた

砂だらけになってゴミ箱に捨ててしまったそのままでいいなんてあなたの

適当な言葉が明日をまだ照らしてる

醜い醜い醜い 今思ったことも

消して消してくしゃくしゃにして

白紙に戻そう

 

世界は人に喜びを与え

人は人に涙を教え

あたしはあなたに幸せ求め

あなたはあたしに安らぎをくれたの

 

汚い汚い汚い 今思った事も

磨いて磨いてもがいて全部宝石にしよう

 

世界は人に愛を与え

人は人に憎しみを教え

あたしはあたしに失望して

あなたはあたしに希望をくれるの

 

世界はあなたに愛を与え

人はあなたに憎しみを教え

それでもあなたはあたしに優しさをくれてあたしはあなたに

02.懺悔

揺れる蛍光灯 

回る時計の針

動くこともなく 

嘆くこともなく

息ができないことにすら
気づかなかった

お前が夢見る上であたしは右手に包丁もって
あたしが色もなく見下ろしてたのは
お前の中にあるあたしでした

目が覚めたとき
何も思わなかった

怯えることもなく
悲しくなることもなく



 

のどの渇きなんか

どうでもよかった

 

お前が夢見る上であたしは右手に包丁もって

それはあまりに自然なことで

あたしはあたしを塗りつぶしていく

 

生まれ変わりなんてそんなものに頼りたくはないけど

生まれ変わってくれるならさ どうかどうか

 

お前が夢見る上で

あたしは右手に包丁もって

 

お前が夢見る上であたしは右手に包丁もって

たしが色もなく見下ろしてたのは

お前の中にあるあたしでした

02.懺悔

揺れる蛍光灯 

回る時計の針

動くこともなく 

嘆くこともなく

息ができないことにすら
気づかなかった

お前が夢見る上であたしは右手に包丁もって
あたしが色もなく見下ろしてたのは
お前の中にあるあたしでした

目が覚めたとき
何も思わなかった

怯えることもなく
悲しくなることもなく



 

のどの渇きなんか

どうでもよかった

 

お前が夢見る上であたしは右手に包丁もって

それはあまりに自然なことで

あたしはあたしを塗りつぶしていく

 

生まれ変わりなんてそんなものに頼りたくはないけど

生まれ変わってくれるならさ どうかどうか

 

お前が夢見る上で

あたしは右手に包丁もって

 

お前が夢見る上であたしは右手に包丁もって

たしが色もなく見下ろしてたのは

お前の中にあるあたしでした

03.明日もきっととぅもろー

なんでなんだろうって脳みそぐるぐる回してみた
吐きそうなほど詰まった不安が次から次へと
もういいんだって出るもんなんていつも同じで
繰り返してるだけだとしても
それはそれでつらいんだ

答えなんてなくって でもあなたは答えを知っていて
きっとあたしだけがバカみたいに 呼吸困難なだけ

ねぇ息を息を息をちょうだい
あたしまだ生きてるの
何回だって死にそうだけどさ
ねぇずっとずっとそばにいてよ
バカだから酸素がちょっと足りないみたい 

なんでなんだろうって地面につくほど脳みそ傾けた
破裂しそうなくらいの恐怖が耳から流れる

未来なんてなくってでも明日はいつもやってくる
きっとあたしだけが馬鹿みたいに貧血起こしてる


 

ねぇぎゅっとぎゅっと握っていて

あたしまだ暖かいの

何回だって冷えて死にそうだけどさ

ねぇずっとずっと一緒に走ろう

バカだから一人きりだって思わないように

 

ねぇもっともっと笑わせてあげる

あたしまだ逃げないよ怖くて不安で仕方ないけどさ

君がさ、いてくれるなら

 

ねぇ息を息を息をちょうだい

あたしまだ生きてるの

何回だって死にそうだけどさ

ねぇずっとずっとそばにいてよ

バカだから酸素がちょっと足りないみたい 

 

吐き出した息は空気に溶けていった

季節が巡るように明日も届くかな

吸い込んだぬくもりが今も波打ってる

鼓動が止まるまで明日もきっととぅもろー

04.溢れてる屍

世間の流れは異常だ どっかの誰かが騒いでる
ベランダで転がってる あなたを容赦無く踏み潰すの

世間から見たあたしは どうやら無価値らしく
煙たい部屋で息絶えた あなたを容赦なく棄てていくの

まぶたの裏に堕ちた
あたしはもう残念なことに
息をしていませんでした

喜びなんていらないから 悲しみを消してくれ
幸せなんていらないから 不幸にしないで
そうやって笑ってる屍です

世間の流れに追いつけずに 誰かの背中ばかり追いかけて
泥だらけの場所必死でもがく あなたを容赦なく嘲笑うの


 

まぶたの裏染み付いた

あたしはもう残念なことに

骨となっていました

 

満足なんていらないから 不満を消してくれ

愛情なんていらないから 孤独にしないで

そうやって泣いてる屍です

 

世間の流れは異常だ 今日も誰かが騒いでいるベランダから見下ろす街に 今日も溢れかえる屍です

04.溢れてる屍

世間の流れは異常だ どっかの誰かが騒いでる
ベランダで転がってる あなたを容赦無く踏み潰すの

世間から見たあたしは どうやら無価値らしく
煙たい部屋で息絶えた あなたを容赦なく棄てていくの

まぶたの裏に堕ちた
あたしはもう残念なことに
息をしていませんでした

喜びなんていらないから 悲しみを消してくれ
幸せなんていらないから 不幸にしないで
そうやって笑ってる屍です

世間の流れに追いつけずに 誰かの背中ばかり追いかけて
泥だらけの場所必死でもがく あなたを容赦なく嘲笑うの


 

まぶたの裏染み付いた

あたしはもう残念なことに

骨となっていました

 

満足なんていらないから 不満を消してくれ

愛情なんていらないから 孤独にしないで

そうやって泣いてる屍です

 

世間の流れは異常だ 今日も誰かが騒いでいるベランダから見下ろす街に 今日も溢れかえる屍です

05.祝福

魔法は溶けてしまう
子供じゃいられないの

空はもうすでに
星たちは何も知らないまま

祝福をあげる1秒前

あと1秒だけ魔法が使えたなら
もう少しだけ夜を長くするのに


魔法は溶けてしまった
子供じゃいられないの

祝福をあげた1秒あと


 

もう1秒だけまってまってと

願っても進んで

心は子供のまま

 

何にも変わってないのに

何にも変わってないのに

何にも変わってないのに

どうして変わってゆくの

 

あと1秒だけ魔法が使えたなら

もう少しだけ夜を長くするのに

あと1秒だけ待って待って待ってと

願っても誰も聞いちゃくれないよ

心は子供のまま

05.祝福

魔法は溶けてしまう
子供じゃいられないの

空はもうすでに
星たちは何も知らないまま

祝福をあげる1秒前

あと1秒だけ魔法が使えたなら
もう少しだけ夜を長くするのに


魔法は溶けてしまった
子供じゃいられないの

祝福をあげた1秒あと


 

もう1秒だけまってまってと

願っても進んで

心は子供のまま

 

何にも変わってないのに

何にも変わってないのに

何にも変わってないのに

どうして変わってゆくの

 

あと1秒だけ魔法が使えたなら

もう少しだけ夜を長くするのに

あと1秒だけ待って待って待ってと

願っても誰も聞いちゃくれないよ

心は子供のまま

06.キャンドル

「大丈夫だよ」と簡単に笑う
そんな君が許せなかった

星もでない夜に花束を持ってきた
お祝いなんて素敵なものではないけれど
明かりの消えた夜にヒカリを持ってきた
プレゼントなんて素敵なものではないけれど

ゆらゆらと揺れているのは
命の灯火 生きてる証
ゆらゆらと揺れていつか消えても
離さないでほしい 生きた証を

「ごめんね」と悲しそうに笑う
そんな君が大嫌いだ

鳥が飛んだ空に哀しみが降ってきた
慰めなんてすてきなものではないけれど
君が飛んだ空に道を一つつくってきた
地図だなんて素敵ものではないけれど


 

ゆらゆらと揺れているのは

命の灯火 生きてる証

ゆらゆらと揺れていつか消えても

側に置いてほしい 生きた証を

 

あたりが薄い水色になって

光の橋が架かって

君の明日と僕の今をつないでいく

生きてく生かしてく

 

ゆらゆらと揺れているのは

命の灯火 生きてる証

ゆらゆらと揺れていつか消えても

離さないでほしい 生きた証を

06.キャンドル

「大丈夫だよ」と簡単に笑う
そんな君が許せなかった

星もでない夜に花束を持ってきた
お祝いなんて素敵なものではないけれど
明かりの消えた夜にヒカリを持ってきた
プレゼントなんて素敵なものではないけれど

ゆらゆらと揺れているのは
命の灯火 生きてる証
ゆらゆらと揺れていつか消えても
離さないでほしい 生きた証を

「ごめんね」と悲しそうに笑う
そんな君が大嫌いだ

鳥が飛んだ空に哀しみが降ってきた
慰めなんてすてきなものではないけれど
君が飛んだ空に道を一つつくってきた
地図だなんて素敵ものではないけれど


 

ゆらゆらと揺れているのは

命の灯火 生きてる証

ゆらゆらと揺れていつか消えても

側に置いてほしい 生きた証を

 

あたりが薄い水色になって

光の橋が架かって

君の明日と僕の今をつないでいく

生きてく生かしてく

 

ゆらゆらと揺れているのは

命の灯火 生きてる証

ゆらゆらと揺れていつか消えても

離さないでほしい 生きた証を

07.のこりもの

嫌いになった
知らない振りをした
暖かい日差しは窓をさして

君はいうんだ
やめてしまえよと

冷蔵庫にちゃんとしまっておいてね
でもしまったことは忘れないでね

腐ってしまった私の心は
冷やしても暖めても元には戻らない
だけどまだ残ってるなら
腐った部分を切断して
大事に大事に

逃げようと思った
逃げ出せなかった
土砂降りの雨になってしみてく


 

僕はいうんだ

やめてもいいやと

 

たまにはちゃんと火にかけてね

でもかき混ぜるのを忘れないでね

 

腐ってしまった私の心は

冷やしても暖めても元には戻らない

だけどまだ残ってるなら

腐った部分を捨てさって

大事に大事に

 

もう一度歩き出そうとは思えないほど腐ってしまった

でも全部消えてないから

あきらめないでなんて簡単にいいたくないけど

でも言うよ まだ捨てないで

 

腐ってしまった私の心だけれど

泣いても傷つけても私のものでしょう

ちゃんとまだ残ってるから

腐った部分を切断し

大事に大事に 進んでいくよ

07.のこりもの

嫌いになった
知らない振りをした
暖かい日差しは窓をさして

君はいうんだ
やめてしまえよと

冷蔵庫にちゃんとしまっておいてね
でもしまったことは忘れないでね

腐ってしまった私の心は
冷やしても暖めても元には戻らない
だけどまだ残ってるなら
腐った部分を切断して
大事に大事に

逃げようと思った
逃げ出せなかった
土砂降りの雨になってしみてく


 

僕はいうんだ

やめてもいいやと

 

たまにはちゃんと火にかけてね

でもかき混ぜるのを忘れないでね

 

腐ってしまった私の心は

冷やしても暖めても元には戻らない

だけどまだ残ってるなら

腐った部分を捨てさって

大事に大事に

 

もう一度歩き出そうとは思えないほど腐ってしまった

でも全部消えてないから

あきらめないでなんて簡単にいいたくないけど

でも言うよ まだ捨てないで

 

腐ってしまった私の心だけれど

泣いても傷つけても私のものでしょう

ちゃんとまだ残ってるから

腐った部分を切断し

大事に大事に 進んでいくよ

07.のこりもの

嫌いになった
知らない振りをした
暖かい日差しは窓をさして

君はいうんだ
やめてしまえよと

冷蔵庫にちゃんとしまっておいてね
でもしまったことは忘れないでね

腐ってしまった私の心は
冷やしても暖めても元には戻らない
だけどまだ残ってるなら
腐った部分を切断して
大事に大事に

逃げようと思った
逃げ出せなかった
土砂降りの雨になってしみてく


 

僕はいうんだ

やめてもいいやと

 

たまにはちゃんと火にかけてね

でもかき混ぜるのを忘れないでね

 

腐ってしまった私の心は

冷やしても暖めても元には戻らない

だけどまだ残ってるなら

腐った部分を捨てさって

大事に大事に

 

もう一度歩き出そうとは思えないほど腐ってしまった

でも全部消えてないから

あきらめないでなんて簡単にいいたくないけど

でも言うよ まだ捨てないで

 

腐ってしまった私の心だけれど

泣いても傷つけても私のものでしょう

ちゃんとまだ残ってるから

腐った部分を切断し

大事に大事に 進んでいくよ

08.最後の晩酌

世界が悲しみに覆われた日 僕らは酒でも飲み明かそう
君が絶望に覆われた日 僕らは歌でも歌ってよう

大親友がもし、敵のスパイだったらなんて、
そんな映画みたいなドラマみたいな展開はそうそうないけど
ありふれたあたりまえが目の前から
消えてしまったら

高層ビルの最上階から
叫んでやるよ
こんちくしょー!

世界が悲しみに覆われた日 僕らは酒でも飲み明かそう君が絶望に覆われた日 僕らは歌でも歌ってよう

持ってきたはずのイヤホンとか、しまったはずの家の鍵とか

無意識が生んだ行動は忘れがちだし

探し物はいつも、絶対ないと思った場所にあるし

 

某スクランブル交差点で

叫んでやるよ

ふざけんなー!

 

世界が幸せで溢れ出した日 僕らはつまみも追加で飲みあかそう

君が苦しみを抜け出した日 僕らは歌を贈るんだ

 

希望なんていらない酒とうたとちょっとのご飯と君がいれば

どうだってよくなるんだ

どうだってよくなるんだ

どうだってよくなっちゃって

ただ、愛に酔いしれちゃいます

09.月の淵

暗い部屋の中に一筋の光
満月が照らす流れた真実

あきらめることが簡単になっても
譲れないものはある

願いビトまっさらに
あなたの願いは届いてる
想いビトよ変わらないで
あなたの想いで世界は変わる

出口のない迷路に迷い込んだとしても
出口がないと誰も教えてはくれない


 

守りビトよ怖がらないで

あなたの背中は誰よりつよい

泣きビトよ涙拭いて

あなたの笑顔が世界を照らす

 

涙の量に限りがあって

哀しみの量が決まってたとして

誰かのために泣けないのは少しだけ嫌だな

 

願いビトまっさらに

あなたの願いは届いてる

想いビトよ変わらないで

あなたの想いで世界は変わる

10.あんた様

あんた様に何がわかるっていうんだ

あたしの好きな色も食べ物も知らないくせに

あんた様に何がわかるっていうんだ

あたしの故郷も家も知らないくせに

でも一番知ってんだろ

満員電車に揺られて

握りつぶしていくあたしの心臓を

だけど悪いのは誰かってことくらい 分かっちゃいるよ

こびりついている私の心臓に

流れた涙を 返してやるよ

 

あんた様に何がわかるっていうんだ

あたしの涙の意味も知らないくせに

あんた様に何がわかるっていうんだ

あんた様にあんた様に

でも一人だけなんだろ

コンビニのアイスが溶けた

握りつぶしていくあたしの心臓を

だけど悪いのは誰かってことぐらい 分かっちゃいるよ

こびりついているあたしの心臓に

あんた様の右手あたしの血をおいてくよ

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